モーリシャス共和国に対する新型コロナウイルス危機対応のための緊急支援(円借款)

令和3年6月9日
Signing of Exchange of Notes
2月22日(現地時間同日)、モーリシャス共和国の首都ポートルイスにおいて、我が方、川口周一郎駐モーリシャス共和国日本国特命全権大使と先方レンガナデン・パダヤチ・モーリシャス共和国財務・経済企画・開発大臣(Dr. the Hon. Renganaden PADAYACHY, Minister of Finance, Economic Planning and Development of the Republic of Mauritius)との間で、同国における新型コロナウイルス危機対応のための緊急支援を目的とした300億円を限度とする円借款に関する交換公文の署名が行われました。
 
新型コロナウイルスの世界規模での拡大及びこれに伴う経済社会活動の停滞は、人の往来やモノの流通がグローバルに進展している今日、日本を含む全ての国の経済・社会にとって大きな脅威であり、国際社会全体が一致して取り組むべき課題です。とりわけ日本の借款を通じて、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けている脆弱な国々における経済活動の維持・活性化に貢献することは、日本を含む世界経済を下支えする観点からも重要です。
 
日本としては、新型コロナウイルスの一日も早い沈静化及び国際経済の回復、国際社会の安定及び持続的発展に向けて、引き続き、国際社会の取組を主導すべく途上国を支援していきます。