レーダーサイト訪問:モーリシャス国気象観測及び予警報能力向上プロジェクト

2022/3/3
サイト視察
サイト視察
2022年3月2日、川口大使はハスヌー副首相兼地方自治体・災害・危機管理大臣および国際協力機構(JICA)プロジェクトチームの服部氏、木谷氏とともにTrou aux Celfに位置する気象レーダーサイトを視察しました。
 
同レーダーの設置は、モーリシャスの開発課題である「環境・防災」に合致していることもあり、日本政府の「環境・気候変動・防災プログラム」による無償資金協力(供与額:13.4億円)によって、建設されました。
サイクロンなどの自然災害が多く発生するモーリシャスでは、レーダーの設置により以下の効果が見受けられました。
  1. モーリシャス気象局(MMS)の気象観測及び予警報能力の向上
  2. 同国の防災関連機関及び住民への正確で即時性の高い気象情報の提供
  3. 防災関連機関及び住民による気象情報の活用
具体的には、同気象レーダーシステム設置以前と比較した場合、サイクロンの風向・風速及び雨量の強度測定や大雨に向けて雨雲の動向予測等が可能となりました。
 
また、レーダー建設完了後の現在においてはJICAの技術協力で「モーリシャス国気象観測及び予警報能力向上プロジェクト」を実施しています。
 
服部氏及び木谷氏は、新型コロナウイルスの影響で滞っていたモーリシャス訪問がようやく実現したことを嬉しく思うと話し、また当地での活動内容としては、より多くの人がレーダーシステムによって得られたデータを利用できるよう、データを他機関やメディア等が活用できる運用・管理体制の整備や、システムを継続的に運用するためのIT関連の調整等を挙げました。
サイト視察
集合写真