日本文化イベント「Sun Rises」の開催4《コーダン・アート・センターでのピアノコンサート編》
令和4年9月8日



全5編にわたる「Sun Rises」イベント活動報告の第4編は、8月31日(水)に行われたコーダン・アート・センターにおけるピアノコンサートです。同コンサートは平井元喜氏による最後のコンサートとなりました。
二部からなる同コンサートの第1部は、平井氏のピアノソロ用の編曲によるモーリシャス共和国の国歌で始まりました。その後、今回が世界初演となる委嘱新作「Haiku on Mauritius」(2022)が演奏されました。同作品は平井氏が、地元モーリシャスの詩人アニタ・バチャの最新俳句集「Pink Moon」(2022)およびモーリシャスの自然や人々の暮らしの風景から着想を得て作曲したものです。
平井氏がこれまで世界各地で演奏し好評を博してきた自作のピアノ組曲「日本の情景」(2005)は、現代切り絵の巨匠・久保修氏による日本の風景の作品11点を同時に映写し上演され、日本文化への理解をさらに深める貴重な機会となりました。
またサプライズで、Katerine Cain氏の率いるIsland Voices合唱団メンバー12人が、日本を代表する名曲「平城山」(北見志保子作詞、平井康三郎作曲)と「ゆりかご」(平井康三郎作詞作曲)の混声合唱に加え、伝統楽器であるラバン太鼓を用いてモーリシャスの名曲Kayaの「Sant Lamour」を披露しました。
第1部の締めくくりは、同氏が演奏活動の傍らアウトリーチとして2007年よりプロデュースし世界へ紹介してきた文化交流プロジェクト「日本の童話絵本を世界へ」(音楽と民話で世界をつなぐ)の一環で、「100万回生きたねこ」(作・絵:佐野洋子、音楽:平井元喜)のモーリシャス初演が行われました。今回、新たにクレオール語に翻訳された現代の古典ともいうべき同作品を平井氏のピアノ演奏とともに朗読すると、観客席では笑いや感動で涙する様子が見られました。
第2部では、平井氏のピアノソロでバッハ、シューマン、ショパン、リスト、グリーグなどのクラッシックの名曲が演奏され、聴衆から拍手喝采を受けました。
川口大使は挨拶の中で、自らの使命はイベントを通じて、日本とモーリシャスの文化、そして人を織物のように編んでいくことであり、今回のピアノコンサートが、モーリシャスの人々の心の中に残り続けるものであってほしいと話しました。
二部からなる同コンサートの第1部は、平井氏のピアノソロ用の編曲によるモーリシャス共和国の国歌で始まりました。その後、今回が世界初演となる委嘱新作「Haiku on Mauritius」(2022)が演奏されました。同作品は平井氏が、地元モーリシャスの詩人アニタ・バチャの最新俳句集「Pink Moon」(2022)およびモーリシャスの自然や人々の暮らしの風景から着想を得て作曲したものです。
平井氏がこれまで世界各地で演奏し好評を博してきた自作のピアノ組曲「日本の情景」(2005)は、現代切り絵の巨匠・久保修氏による日本の風景の作品11点を同時に映写し上演され、日本文化への理解をさらに深める貴重な機会となりました。
またサプライズで、Katerine Cain氏の率いるIsland Voices合唱団メンバー12人が、日本を代表する名曲「平城山」(北見志保子作詞、平井康三郎作曲)と「ゆりかご」(平井康三郎作詞作曲)の混声合唱に加え、伝統楽器であるラバン太鼓を用いてモーリシャスの名曲Kayaの「Sant Lamour」を披露しました。
第1部の締めくくりは、同氏が演奏活動の傍らアウトリーチとして2007年よりプロデュースし世界へ紹介してきた文化交流プロジェクト「日本の童話絵本を世界へ」(音楽と民話で世界をつなぐ)の一環で、「100万回生きたねこ」(作・絵:佐野洋子、音楽:平井元喜)のモーリシャス初演が行われました。今回、新たにクレオール語に翻訳された現代の古典ともいうべき同作品を平井氏のピアノ演奏とともに朗読すると、観客席では笑いや感動で涙する様子が見られました。
第2部では、平井氏のピアノソロでバッハ、シューマン、ショパン、リスト、グリーグなどのクラッシックの名曲が演奏され、聴衆から拍手喝采を受けました。
川口大使は挨拶の中で、自らの使命はイベントを通じて、日本とモーリシャスの文化、そして人を織物のように編んでいくことであり、今回のピアノコンサートが、モーリシャスの人々の心の中に残り続けるものであってほしいと話しました。