日本の拠出による対モーリシャス支援の成果に係るパートナーシップ記念式典
令和4年12月9日




12月8日、川口大使は、ジャガットパル保健・健康大臣、エザコンワ国連開発計画(UNDP)総裁補兼アフリカ局長、セルマガUNDPモーリシャス常駐代表と共に、ビクトリア病院で開催された日本政府による対モーリシャス支援を通じた保健健康省と国連開発計画のパートナーシップを記念する式典に出席しました。
今回の式典では、昨年10月に我が国の令和2年度補正予算「COVID-19への包括的・分野横断的な社会経済対応支援プロジェクト」の一環として実施された実験室情報管理システム(LIMS)の導入および発熱外来クリニックの開設に引き続き、医療廃棄物滅菌器が導入されました。同機器はシュレッダー機能を搭載した加圧滅菌器で、医療廃棄物を一般ごみ処理場で処理可能にし、健康および環境への影響を最小限に抑えることができます。
加えて、令和2年度補正予算「デジタル化と能力向上を通じた強靱性支援プロジェクト」の一環として、LIMSの拡張が行われました。同システムの拡張により、モーリシャスにおける保健サービスの電子化が促進され、同国の保健サービスの迅速性そして効率性の向上が期待できます。