国際通貨基金(IMF)主催「財務リスク管理研修」および「ジェンダー不平等とマクロ経済に関する研修」の開講式におけるスピーチ

令和6年11月4日
「財務リスク管理研修」における菅大使スピーチ
「財務リスク管理研修」受講者との集合写真
「ジェンダー不平等とマクロ経済に関する研修」における菅大使スピーチ
11月4日、菅大使は、国際通貨基金(IMF)のRegional Technical Assistance Centre for Southern Africa(AFRITAC South)およびAfrica Training Institute(ATI)が主催する「財務リスク管理研修」および「ジェンダー不平等とマクロ経済に関する研修」の開講式に出席し、スピーチを行いました。
 
財務リスク管理研修では、日本の財務省が支援したClimate Public Investment Management Assessment (C-PIMA) Handbookが発表されました。アフリカのポルトガル語圏およびマダガスカル、コモロから参加する24名の受講者は、4日間を通じて、気候変動の視点を含めた財務リスクの定量化や緩和について研修を受けます。
 
研修の開講にあたり、AFRITAC Southのスクウィンダ・シン代表(Mr. Sukhwinder Singh)およびIMFのチーデム・アスラン氏(Ms. Cigdem Aslan)より、C-PIMA Handbook作成支援をはじめとする日本によるIMFの能力開発分野に対する貢献に感謝の意が表されました。
 
「財務リスク管理研修」では、菅大使から、持続可能な社会の実現に向けて財務リスク管理における気候変動の視点の重要性がますます高まっていると述べ、研修参加者が本研修を通じて多くの学びを得るよう激励の言葉を贈りました。
 
「ジェンダー不平等とマクロ経済に関する研修」では、菅大使は自身の財務省や世界銀行、モーリシャスでの経験等に触れつつ、ジェンダー平等を推進することの意義を述べました。